公益財団法人「新聞通信調査会」が世界5カ国を調査した結果、日本、韓国ともに両国に対する好感度が上昇しているという。
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今年2月に発表された調査結果によると、日本に対して好感が持てると答えた割合は韓国で44%となり、2年連続で過去最高を記録。一方の日本で韓国に好感がもてると回答した割合は37%となり、2022年の10%、2019年の14%よりも大きく上昇している。
このような結果は、普段の生活からも実感できるはずだ。日本では音楽やドラマ、映画となどの韓国カルチャーが浸透しており、韓国でも日本のアニメやキャラクターなどが人気を博している。
ただ、キラキラとしたポップカルチャーの裏で、韓国男性を魅了してきた特大コンテンツがあることをご存知だろうか。あまり大きな声では話せないが、韓国では日本の“成人”カルチャーが大人気なのだ。
古くは蒼井そらから始まり、小島みなみ、吉沢明歩、明日花キララといったトップ女優、そして男優のしみけんも男性の間では広く知られた存在である。三上悠亜はK-POPグループとしてCDをリリースしており、最近も伊藤舞雪、石川澪が韓国イベントの開催を発表した。小倉由菜は韓国向けのYouTubeチャンネルなどの芸能活動が評価され、43年の歴史を誇る授賞式「黄金撮影賞」で“親善文化交流賞”を授賞したほどだ。
そんな“日本AV大好き”な韓国ではこのほど、男性が狂喜乱舞しそうなイベントの開催が発表された。
イベントの名は「2024 KXF The Fashion」。十数人の日本AV女優のほか、男性なら一度なら見たことはあるであろう男優、際どい衣装やダンスで知られるガールズグループのGirl Crushなど、多くの魅力的なゲストが名を連ねている。前述の小倉由菜もDJとしての登場が予定されている。
このイベントは今回が2度目なのだが、昨年12月にテスト的に開催された初回は1000人超が参加し、大盛況のうちに幕を閉じた。当時、韓国の成人向けメーカー「プレイジョーカー」のイ・ヒテ代表は2024年が正式イベントだとし、4月にはファッションをテーマに、より多くの観客を動員すると発表していた。
イ代表はこの言葉通り、“ファッション”を冠したイベントを来る4月20、21日の2daysで開催すると発表。観客は前回の10倍となる1万人が予定されているという。
内容としては、“インナーウェア”ファッションショーやサイン会、パフォーマンスステージなどだ。チケット価格は約10万円から40万円と幅広く、高額であればあるほど参加可能なイベントが増える形式だという。
そんな多くの韓国男性を滾らせること間違いなしのイベントだが、「待った」がかかってしまった。
開催地である京畿道・水原(キョンギド・スウォン)では12日、女性団体や市民団体が水原駅の文化広場前で記者会見を開き、「女性の身体と性的な行為を性商品化し女性暴力を助長する成人エキスポ『2024KXF The Fashion』を強力に糾弾する」と主張したのだ。
同団体は、主催社が成人向けイベントをあたかもファッションショーであるかのように見せ、“性売買”と見られる行為を助長していると強調し、「女性性で収益だけを狙う明白な性搾取」と指摘している。
この主張により開催が危ぶまれるかと思いきや、皮肉な出来事が起きてしまった。
主催側は14日、「抗議デモからたった1日で1231人がチケットを購入した。約1カ月で計2800枚ほどが売れたのだが、その約半分が1日で売れた」と喜ばしいニュースを発表。続いて、「韓国ではPRしづらかったが、デモがPRになった」として、「むしろ、とても感謝している。女性団体を助けられることがあれば、助けたい気持ちだ」と伝えている。反対勢力を煽っているようにも聞こえなくはない。
また、ある韓国メディアを通じては、「警察からはイベント開催は法的に全く問題がないと言われた。予定通り進行される。デモ以降、女性団体から連絡はなかった」と強調している。
もちろん、性搾取や望まない性行為などは撲滅されるべきだ。
しかし、今回の韓国のイベントに関して、イ代表は「2023年のイベントでも、身分証をしっかりと確認して成人だけが入場できるようにし、トラブルもなく盛況裏に終えられた。イベント後に性犯罪が増えたのか?むしろどんなイベントよりもジェントルで素敵なイベントだった」とも主張している。
“多様性”という言葉が巷で多く使われるようになった昨今。AV産業に携わる、楽しむことも多様性の一つではないだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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