妻公開、韓国での開幕戦、そして通訳の賭博トラブルと、大谷翔平関連のニュースが連日報じられている。
【写真】「説教しながらタバコの煙を...」韓国芸能界のパワハラ
そんななか、その大谷を追っていた有名アナウンサーが炎上している。日本のお昼を長年賑わせている、『情報ライブ ミヤネ屋』の司会・宮根誠司だ。
宮根はロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスの開幕戦が韓国で行われた3月20日、取材のために現地入りしていたのだが、喫煙禁止区域で電子タバコを吸っていた様子がネット上で拡散。瞬く間に炎上し、物議を醸した。
これを受け、翌日の放送の冒頭で宮根は謝罪したのだが、司会台に手を置いたまま、軽く頭を下げるのみだった。言葉や行動の軽さに加え、普段から他人の不祥事を取り扱っているだけに、再び燃える事態となった。
このような有名人による喫煙騒動は、実は韓国でも少なくない。人気アイドルに俳優など、定期的にニュースとして報じられているのだ。
最近ではイケメン俳優のチ・チャンウクが俎上に載せられた。2月10日、韓国のネット上では、ドラマ『サムダルリへようこそ』のメイキング映像でチ・チャンウクが室内喫煙する姿が拡散された。
この映像でチ・チャンウクは、室内であるにもかかわらず堂々と電子タバコを使用していたのだが、他の俳優たちはその姿を見ても気にしていない様子だった。しかし、この映像が広まると、ネット上では批判が噴出する事態となった。
結局、チ・チャンウクは翌日に所属事務所SPRING COMPANYを通じて謝罪。「今回の件を通じて、不適切な行動を繰り返すことがないようにより一層注意を払う」と再発防止を誓った。
また1月には、人気アイドルグループNCTのヘチャンが同様のイシューで報じられている。
発端となったのは、NCT 127公式YouTubeチャンネルで公開された「'Be There For Me'ダンス練習ビハインド」という動画の一場面だった。その動画には、練習室でヘチャンが電子タバコのような何かを口に運ぶ姿が捉えられていた。公開後、ファンの間では「あれはタバコじゃない」「タバコだ」と論争が巻き起こったほどだ。
しかし、翌11日に所属事務所のSMエンターテインメントは、「去る10日に公開されたNCT 127のダンス練習コンテンツでヘチャンが室内で電子タバコを使用したことを確認した。本日管轄保健所で該当事案について過怠金処分を受け、納付する計画」と発表した。
結局、ヘチャンが持っていたのはタバコだった。喫煙シーンは騒動後、削除されている。
これら2つのニュースは氷山の一角だ。韓国芸能人の喫煙騒動は定期的に報じられるのだが、皆一様にしっかりと謝罪するため、一瞬燃えてすぐに消えてしまうのだ。
今回の宮根の一件も、きちんと謝罪してさえいれば2度も炎上することはなかっただろう。普段は舌鋒鋭くツッコむ宮根だが、自身のトラブルは「ミヤネ」で済ませられなかったようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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