かつて複数の韓国メディアから「女性たちが夢見る美ボディ」(『スポーツソウル』)、「前から見ても後ろから見ても“パーフェクト”」(『スポーツ京郷』)と絶賛された伝説の筋トレ美女がいる。
今回紹介するミン・ホンヒがその人だ。2018年4月に行われた韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』でミズ・ビキニ・トール部門1位を獲得し、一躍その名を知らしめた。
ミズ・ビキニ部門とは、鍛え上げられた筋肉としなやかなボディラインを兼ね備えた、女性らしい健康美を競う種目。“マッスルマニアの華”と称され、7種目のなかでも最も注目度が高い。
そんなミズ・ビキニ部門で1位に輝いただけに、韓国メディアから絶賛されるのも当然だが、ミン・ホンヒはフィットネスとは無縁の仕事で生計を立てていたことも話題だった。
「私の本業は番組コーディネーターです。仕事のある日も毎日のようにトレーニングしているので、同僚からは“今日も運動ですか?”と、よく聞かれます(笑)」
番組コーディネーターとは、テレビ番組の取材手配やリサーチなどを行う仕事だが、そんな職に就いている彼女が身体を鍛え始めたのはなぜだったのか。ミン・ホンヒは言う。
「もともと大学で現代舞踊を専攻していて、フィットネスには興味を持っていたんです。でも、本格的にスタートしたのは社会人になってから。ストレスをコントロールするために身体を鍛え始めました」
そうして運動を始めたミン・ホンヒだが、もともとは細身で筋肉も少なく、お腹周りのぜい肉もコンプレックスだったという。
『マッスルマニア』出場を目指し、ウェイトトレーニングを中心にボディメイクに取り組んだというが、特に食事管理は徹底したと振り返る。
「朝は玄米と鶏むね肉100gを食べて、昼と夜はそれぞれ鶏むね肉100gとさつまいも100gを食べて生活していました。そのほかは、食欲がないときに少しだけ海苔とキムチを食べるぐらい。運動中の栄養補給も、バナナとナッツだけでした」
こうした自己管理を徹底したからこそ、女性たちが憧れる健康美を手に入れることができたわけだ。ただ、彼女はこうも言っている。
「フィットネスは努力した分、必ず結果がついてくる。それは、努力した分しか返ってこないということでもありますよね。だから身体を鍛えていると、トレーニングの結果に対して謙虚になるしかないんです。そんな過程で肉体的に健康になるのはもちろん、精神的にも成熟することができたと思います」
“韓国女性が夢見る美ボディ”と絶賛されたミン・ホンヒ。彼女が得たのは、美ボディだけではなかったようだ。今もきっと、この時の気持ちを忘れてはいないことだろう。
(構成=サーチコリアニュース編集部)
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