専門的に転売行為を続けてきた本格派の転売ヤーだけではなく、ちょっとしたお小遣い稼ぎを目的にした人や学生など、その間口は広がるばかりだ。
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実際、最近でもプロ野球日本シリーズのチケットが転売サイトに出品され、その価格が7倍以上の値がついていたということもあった。その影響か、試合が行われた京セラドーム大阪のガラガラの客席の写真がSNSで拡散され話題にもなった。
こうした転売行為は日本だけではない。お隣・韓国でも、問題行為として取り上げられている。
中でも、特筆するのは「人気レストランの予約権の転売行為」だ。
有名ホテルや有名店は高い価格にもかかわらず、年末予約が難しいほど人気を集めている。中古取引サイトにお金を載せてレストラン代理予約を求める需要まで生まれるほどだ。
レストランの予約アプリケーション「キャッチテーブル」では、有名店は軒並み1ヶ月分の予約がすでにいっぱいだという意味の「FULL BOOKING」の表示が付いている。
同アプリによると、現在、ソウル人気上位圏レストランの予約率は、年末までに100%満席を記録している。一部の人気レストランの場合、予約が受付開始後5秒以内に締め切られるほど競争が激しい。
予約が難しいという点自体が希少性を強調し、より大きな人気を集めることにも繋がる。InstagramなどSNSでの承認欲求を満たすために都合がいいのだ。こうした状況によって、「超人気レストラン」を対象に、予約を引き渡す対価で10万~20万ウォン(約1~2万円)の手数料を求める転売ヤーが横行している。その結果、予約戦争はさらなる激化を迎えている。
これには、韓国ネット民も「わざわざ予約してまで行きたいとは思わないけどな」、「そこで食べたいというより、『人気店に行った』ということを重要視する馬鹿が多い」、「売る奴も買う奴も馬鹿みたい」など、苦言を呈する人が多かった。
転売の是非を問う気はないが、実際にこうした予約競争によって、一部の外食産業は売り上げを伸ばしたという。それ事態は素晴らしいことだ。
一方で、口コミにあがらない中小の個人店などは、相当な打撃を受け続けていることも忘れてはならない。
文=サーチコリア編集部
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