コロナ禍の巣ごもり生活で需要拡大中の韓国の配達業界だが…大小さまざまな問題点も

2022年03月26日 ライフ
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新型コロナが生活に与えた影響は大きい。巣ごもり需要の増加に伴い、コロナ前とコロナ後では、配達需要も大幅に増加した。

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それは、お隣・韓国も同様だ。3月20日、国家物流統合情報センターの生活物流統計によると、2021年の総宅配物量は36億2967万個で、前年より7.6%増加したことがわかった。

また同統計データによると、韓国国民1人当たりの宅配便利用回数は、15歳以上の経済活動人口を基準に、2021年は年128.4回の宅配便サービスを利用したという。宅配便の利用回数は、2019年の年99.3回から2020年の年122.0回と増加した。

それに伴い、韓国での国内宅配市場の総売上高は8兆5887億ウォン(約8588億7000万円)で、前年7兆4925億ウォンより1兆962億ウォン増加した。

こうなると配達業者も増加していくのだが、それに伴い二輪車法規違反も増加している。

3月20日、慶北警察庁によると昨年都内の二輪車法規違反は1万5203件で、2020年1万2536件より21%増えたことが明らかになった。

法規違反の現状を見ると、信号違反4156件(前年比29%増)、中央線侵犯648件(同69%増)など、大小さまざまな違反が行われた。

巣ごもり生活を強いられるなか、配達需要もたしかに増加しているが、それだけに交通ルールを守ってほしいものだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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