親の制止を聞かずに携帯電話やゲームに夢中になる子供は少なくない。そんなとき、親はどう対応をするのが正解だろうか。お隣・韓国で、大きな議論となっている。
とあるオンラインコミュニティには3月24日、「娘が携帯電話のゲームにはまりすぎたために、子供の目の前でハンマーでくだいた」という話題が投稿された。
投稿者は「娘との会話が通じず、ゲームへの執着を制御できない姿を見て、強いショック療法が必要だと判断した」と供述。さらに「自分だけの世界に閉じ込められて暮らすなど、ゲームばかりで、中学生になったときは歩けないと思った」とコメントした。
投稿者の書き込みには、多くの韓国ネット民が反応を残している。
まず、「携帯電話やゲームに熱中するのは子供ではなく、親の教育のせいだ」「子供がなぜ携帯にはまっているのかに関心を持たず強行手段をとれば、子供のトラウマになる。それは、子供が親になったときも続く」「まだ自制できないような子供に携帯を買い与えるのが悪い」といった親を批判する声があった。
一方で「お子さんも今はあなたを恨むでしょうけど、将来的には自分を思ってのことだったと納得してくれるでしょう」「厳しいしつけを受けた子供のすべてが親を恨むわけではない」と、親を擁護する反応も出ている。
ハンマーでくだくのはやりすぎ感が否めないが、日本でも同じ悩みを抱く親はいるだろう。子供に「ゲームとの付き合い方」を教えるのは、どこも苦労するようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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