10代の車上荒らしが増加中の韓国、彼らのチェックポイントは意外にも「サイドミラー」?

2022年04月30日 社会
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車を駐車したとき、サイドミラーをたたまない人も多い。車を止める度にサイドミラーをたたむのが面倒くさいのもわかる。しかしサイドミラーをたたまなかった結果、隣の車と接触事故を起こすなど、トラブルが起きやすくなるのも事実だ。

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特に、お隣・韓国に行く機会がある人は必ずサイドミラーをたたむようにすべきだろう。なぜなら、最近の韓国ではサイドミラーをそのままにしている車が、車上荒らしのターゲットにされているのだ。

韓国で広げたままにしたサイドミラーの車がターゲットにされる理由は、広げたままの車はロックされていない場合が多いからだ。

韓国警察は、車の中の貴重品を盗む犯行は、特別な技術が必要なく、主に10代の犯行が目立つと説明した。実際に全羅北道警察によると、昨年1年間で検挙した車両窃盗犯52人のうち、21人が10代で、で全体の40.4%を占めた。

また今年に入ってからも「10代グループが車上荒らしで逮捕」や「車を盗難した10代の犯行グループが捕まる」などの報道が、韓国内で相次いでいる。

こうした状況に韓国ネット民の間では、「サイドミラーをたたまないだけで狙われる…本当にこの国が嫌だ」「ろくな大人にはならないだろう」「この国で油断しているほうも悪い」といった意見が飛び交った。

自分でもわかっていないちょっとした仕草が、泥棒のターゲットになるかもしれない。ほんの少しの手間があっても、戸締まりはもちろん、しっかりとした防犯対策を準備しておくべきだろう。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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