日本でも問題視されるキャンパーのマナー&モラル違反…韓国ペンション経営者の嘆きと現実

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日本では昨今、新型コロナウイルスの感染拡大によってキャンプ人口が拡大するなか、キャンプ場でのマナー違反が目立つようになった。

キャンプ場の川で洗い物をしたり、敷地内でたき火用に木を切ったりなど、そのマナー違反は枚挙にいとまがない。特にゴミの不法投棄は重大な問題だ。

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そんな状況は、そのままお隣・韓国にも適用される。

最近も、韓国内のあるペンションオーナーがゴミを捨てたままの客に怒りを露わにした。

ある自営業者のオンラインコミュニティには、被害にあったオーナーによる怒りの声が投稿された。

ペンション経営、12年目のAさんは「ペンションの運営を夢見るなら参考にせよ」とし、最近20代の男女7人が宿泊した部屋の写真を公開した。その写真を見ると、食べ残した食材や使用済みの容器がそのまま乱雑に放置されていた。

Aさんは「お客様がこの状態で退室しておきながら、なかなか電話に出てくれない」とし、「ようやく電話が通じても、言葉が通じなかった。破損したものはないから幸いだと考えるしかない」と吐露した。

また「キレイにして整理してくれる方が大多数だが、1週間に必ず1組はこうした爆弾を投下していく。一緒に訪れたのは7人ではなく、17人だったのではないかと思った」と話した。

(写真=オンラインコミュニティ)

これを見た韓国オンライン上では、「所属する学校や職場に連絡されるシステムを考案しなければならない」「マナーや礼儀を知らない人が増えている」「まるで中国人だ」など、呆れるようなコメントが多かった。

実際に韓国のキャンプコミュニティが行ったアンケート調査によると、国内キャンパーの間でも、ゴミ問題は深刻だと考えている人が多数だ。30.4%のキャンパーが「非常に深刻だ」と答え、31.4%が「深刻だ」と回答している。

日本も韓国も問わず、キャンプがブームになること事態は悪いことではないが、マナーを守れない人のせいで、キャンパー全体が悪く見られがちだ。一人ひとりが最低限のモラルを守れば済む話だと思うのだが…。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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