当たらないことは承知しながらも、ついつい買ってしまう宝くじ。
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当選発表までの間は、「当たったら何に使おう」と夢を膨らませる人も多いのではないだろうか。
そんな宝くじだが、2022年度の売上額は8324億円で、前年度から2.3%増えたことが12日、総務省の集計で分かった。
このように、多くの人が夢を追って宝くじを購入しているが、お隣・韓国の熱狂ぶりは日本に負けていない。
3月1日、企画財政部宝くじ委員会が官報に告示した「2023年度宝くじ・宝くじ基金関連情報」によると、昨年の宝くじ発行額は7兆330億ウォン(約7800億円)だったという。このうち販売額は6兆7507億ウォン(約7500億円)で、前年(6兆4292億ウォン)よりも5%(3215億ウォン)アップしたことがわかった。
なお、宝くじ売り上げが6兆ウォンを超えたのは、昨年に続いて2度目だ。
また、2023年1月に企画財政部宝くじ委員会が発表した「宝くじに対する認識度調査」を見ても、「宝くじ」に肯定的な認識を持つ人は74.0%と高い。その理由については、「期待や希望を持つことができる」という回答が40.5%で最も高かった。
こうした宝くじブームに韓国ネット民は、「宝くじの税金を減らそう」「せっかく売り上げが好調なのだから、無駄にしないで欲しい」「もう宝くじにすがるしかない」など、多くの意見があがった。
高額当選の確率は限りなく低いが、買わなければゼロだ。「どうせ当たらない」と嘆くくらいなら、少額でも夢に挑戦するのも悪くない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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