日本の“高齢者暴走運転”に韓国ネット民驚愕「本気で免許を没収しないと」の声も

2024年06月14日 社会 #事件・事故
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韓国では最近、高齢者による運手事故を減らすため、個々の能力によって運転許容範囲を区別する「高齢者条件付き運転免許制度」が検討されている。

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まだ最終決定ではないものの、実際の運転能力に合った“条件付き免許”を発給し、夜間や高速道路での運転を禁止する方式が有力視されている。

韓国では、高齢者の運転事故による死亡者数が、2021年709人、2022年735人、2023年745人と増加傾向にある。そのため、韓国政府は2022年から2024年末の期間、高齢者の条件付き免許制導入方案の研究用役を行っており、その結果を土台に法改正などを含めた導入可否を本格的に検討するという。

そんな韓国のネット上では今、日本の高齢ドライバーの“暴走”動画が注目を集めている。

車
写真はイメージ(撮影=サーチコリアニュース編集部)

6月13日、あるオンラインコミュニティには「日本老人運転事故.gif」というスレッドが立てられた。ここには、駐車場で1台の乗用車が暴走する様子が収められていた。

これは昨年7月、群馬県のタイヤ市場 館林店で実際に発生した暴走事件の様子を、偶然現場に居合わせた人物が撮ったものだ。

運転手の高齢者は、スタッフ2人が扉を開けて止まるよう促しても走り続けた。一旦止まってバックすると、車の背後で止めようとしたスタッフを、停車していた車と挟み込みそうにもなった。その後、整備工場へと猛スピードで侵入し、車に衝突したことでようやく止まった。

直後、この動画がSNSで拡散されると、日本でも大きな話題になったことは記憶に新しい。

今回、韓国ネット民にも広く知れ渡ることとなったわけだが、この投稿には「これは故意だろう」「何をしているんだよ本当に」「こんなことするのは日本に住んでいる中国人だろう」「狂っているね」「本気で免許を没収しないと。日本も韓国も問題が多いな」「韓国も他人事じゃないよ」などのコメントが寄せられている。

日韓ともに看過できないレベルに達した高齢者の免許返納問題。数年前から自主返納が呼びかけられているものの、車が必須の過疎地も多いだけに、簡単には解決できない問題だ。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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