甘辛く炊いたお揚げさんに、酢飯を詰めた「いなり寿司」。
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お隣・韓国にも似たような料理があり、「ユブチョバプ」という。「ユブ(油揚げ)」+「チョバプ(寿司)」という意味で、出汁に漬けた油揚げに、ごま油を混ぜたご飯を詰めたもの。日本の甘いいなり寿司と比べてあっさりしていて食べやすく、好む人も多い。
そんなポピュラーな料理を巡ってトラブルが起きたらしい。
7月12日、あるオンラインコミュニティには「配達アプリでユブチョバプを頼んだ」という投稿がされた。注文した人の娘と名乗る投稿者は、「母がうどんとユブチョバプを配達注文したが、知っている姿とあまりにも違った」として写真を公開した。
普通のユブチョバプは、いなり寿司と同様に、油揚げの中にごはんが入っているのだが、問題の写真にはご飯の上に細かく切った油揚げが散らしてあるだけだったのだ。
ここまでならばハズレを引いたで終わる話だが、事態はこれで終わらなかった。
なんと、不満を感じた投稿者の母がレビューに低評価を残すと、注文した店の店長から「なぜ低評価をした」という“逆クレーム”の電話が鳴ったというのだ。
投稿者の母は、「求めていたユブチョバプではなかった」と話すと、店長は「うちのユブチョバプはこういうものだ。説明文にも書いてある。お前にユブチョバプの何がわかる」とまくしたて、一方的に電話を切ったという。実際、注文する際に住所と電話番号を抑えられていることを考えると、投稿者の恐怖は計り知れないだろう。
この事態が発覚すると、韓国ネット民の間では「低評価されたからと抗議を入れるのは怖すぎる」「説明文があるにも関わらず、イメージと違うって文句をいう方もどうかと」「恐ろしい人が増えていることを考えると、デリバリーを頼んで住所を知られるのはリスクが高い。もうデリバリーもできない時代になりそう」など、多くの意見があがった。
住所と電話番号を抑えられていることを考えると、確かに恐怖しかない案件だ。この投稿者家族に何もなければいいのだが…。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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