恐怖としか言いようがない。他国で自分たちのプライバシー映像が鑑賞されていたのだ。
【注目】「国の恥だ!」“深刻すぎる”韓国の盗撮問題に海外不安視
カメラとコンピュータが一体化したネットワークカメラ(IPカメラ)を通じて撮影された韓国人のプライバシー映像が流出し、中国のサイトで公開されるという事件が発生した。
去る8月6日から25日まで、中国のあるサイトの「IPカメラ」カテゴリで発見された違法ハッキング映像だ。このサイトと映像は誰でもアクセス可能な状態だった。
警察は9月30日、「該当サイトに対する内偵調査を開始した。IPカメラのハッキングについてはまだ不確かで、映像の流布部分をまず調べている」と明らかにした。
韓国の性暴力処罰法第14条は、性的欲望や羞恥心を引き起こす可能性がある撮影物を流布した場合、7年以下の懲役または5000万ウォン(約500万円)以下の罰金刑に処すと規定している。
中国産のIPカメラは主にCCTV(監視カメラ)として使用されるため、広範なハッキングが行われた可能性もある。警察は「まだ内偵調査の段階であり、被害者の規模は正確にはわかっていない」と伝えた。
今回、流出したとされる映像には、衣料品店、ワックスサロン、レンタルパーティールーム、ルームカフェ、ペンションのプールのほか、ピラティスやポールダンススタジオ、更衣室、マッサージ店など身体の一部が露出する可能性のある空間の様子が含まれていた。
そのなかには具体的な地名や日付、個人情報を特定できるタイトルの映像も多数あったと伝えられている。
振り返れば2023年、ソウルの整形外科医院で芸能人を含む患者が服を着替える様子が撮影された映像が流出し、大きな問題となった。
その整形外科医院のIPカメラは、中国のH社であることがわかっている。セキュリティ上の問題により、すでに海外では輸入および販売が禁止されている製品で、YouTubeをはじめとする海外のウェブサイトでもハッキング方法が広く知られていることが確認された。
今回も同じような手口の可能性は否めないだろう。
興味深いのは、9月26日にとある中国サイトに掲載されたIPカメラのハッキング映像800件のうち、「韓国人」カテゴリの映像が500件に上っていたことだ。昨年の整形外科医院での映像流出が大きな問題となったにもかかわらず、中国産のIPカメラが継続的に使用されており、セキュリティに対する意識が不十分であることが証明されてしまった。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■「国の恥だ!」“深刻すぎる”韓国の盗撮問題に海外不安視…ネット民が「恥ずかしい」と答えたワケ
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