12月14日、韓国統計庁が発表した「韓国の社会動向2022」によると、オンラインショッピングの急激な増加によって、国民一人当たりの年間宅配利用量が2000年の2.4箱から2020年は65.1箱、2021年には70.3箱と爆増したことがわかった。
なかでも、宅配や配達食品、食品・製品など包装に使用される包装用紙や段ボールゴミなどが増加したようだ。
その結果、「最も緊急に解決しなければならない環境問題」として、2018~2019年に3位だった「ゴミ問題」が2020~2021年には1位にまで浮上した。
これには韓国国内でも、「韓国のプラスチック排出量は世界3位だ」「宅配・配達規制は急務だ」「私の家も段ボールゴミが山になっている」など、現状の改善を望む声が頻出している。
確かに配達サービスは便利なものだが、同時に不必要な梱包資材は増えていく。かといってむき出しで運ぶわけにもいかない。非常に難しい問題と言えるだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
■【注目】事故率50%超え…韓国でデリバリーの事故が多い理由