世界で最も「生活の質が高い国」はどこだろうか。
それを知る一助となるランキングが発表された。米メディア『USニューズ&ワールド・レポート』が最近、世界89カ国の生活の質を評価してランキングを発表した。
この調査は今年3月22日から5月23日にかけて、世界の約1万7000人を対象に実施された。評価項目は、雇用の安定、物価の安定、経済的安定、家族に優しい環境、所得の平等、政治的安定、安全性、発達した公共教育システム、公的医療システムなどだ。
調査の結果、第1位に輝いたのはデンマークだ。2023年の4位から3つ順位を上げた。
関連ニュースを報じた米CNBCは「デンマーク国民は世界で最も高い税金を支払っているが、大半の医療サービスは無料で、育児支援も提供されている」と伝えた。また、「大学生は学費を一切支払わず、学業中は生活費の補助金を受け、年配者には年金や介護サービスが提供されている」と報じた。
ランキングのトップ10を見てみよう。2位スウェーデン、3位スイス、4位ノルウェー、5位カナダ、6位フィンランド、7位ドイツ、8位オーストラリア、9位オランダ、10位ニュージーランドとなっている。北欧の国が高い評価を受けていることがわかる。
その後、11位イギリス、12位オーストリア、13位ベルギーと続き、14位に日本がランクインした。アジアではトップだ。15位インド、16位フランス、17位ルクセンブルク、18位スペイン、19位アイスランド、20位ポルトガルと、ここまでが上位20カ国となった。
以下、22位にアメリカ、23位にシンガポールが入り、25位に韓国が入った。中国は26位で、最下位の89位はウクライナだった。
アジアでは3位という高評価だった韓国だが、同国のオンラインユーザーの反応は様々だ。
「韓国が25位?そんなに高いわけがない。52位なら信じる」「所得対比の物価だったら韓国は1位だ」「狂ったように高い家賃、出産率が最低の韓国が上位だとは」といった皮肉もあれば、「私はたくさん税金を払っても、きちんとした恩恵を受けたい。スイスの家族に会うたびに、同じように歳をとっていくのに、ますます彼らがうらやましくなる」「上位の国は良心のある共産主義社会だね」といった声もあった。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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