日本の高校生210人が修学旅行で韓国を訪れるというニュースが話題を集めている。
江原道は12月11日、名古屋の星城高校から210人の修学旅行団を誘致し、12月12日に春川(チュンチョン)市を訪問すると発表した。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、海外から同道に大規模な修学旅行客が訪れるのは今回が初めてだという。
星城高校の学生たちは今回の修学旅行で、江原体育高等学校との日韓学校交流を行い、テコンドーやK-POPダンス、歌などの特技発表、学生間の親睦活動、校内視察など、多用な交流プログラムに参加し、日韓両国の学生が伝統文化への理解を深め、友情を育む時間を持つ予定だ。
また、日韓学校交流行事のほか、国立春川博物館の見学や、タッカルビやマッククスといった地元料理の体験を通じて、地域観光の活性化にも寄与すると期待されている。
平時であれば、特別な問題のない韓国への修学旅行だが、現在は韓国国内が非常に混乱しているだけに、心配する声も少なくない。
実際に韓国の旅行業界によると、「非常戒厳令事態」により、海外各国で韓国が旅行自粛対象国に指定されたことで、外国人観光客の訪韓スケジュールが次々とキャンセルされている。
冬の時期に押し寄せる東南アジアからの観光客で盛況を享受していたスキー場も、予約キャンセルによって頭を悩ませているという。実際、江原地域のあるスキー場では、非常戒厳令事態以降、予約が約10~15%減少したと伝えられている。
そもそも最初に韓国への旅行日程をキャンセルしたのは、来年春に訪韓を予定していた約100人規模の日本の修学旅行団とされている。非常戒厳令事態の直後に予約をキャンセルしたと伝えられており、旅行会社の関係者は「修学旅行は教育目的が強く、安全の確保が最も重要。不安定な国内情勢により、修学旅行先として適切でないと判断したようだ」と述べていた。
そのため星城高校の韓国への修学旅行について、日本のオンライン上では批判的な声も上がっている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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