韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が弾劾審判に必要な代理人団を選任するなど、本格的な弁論対応に取り掛かった。
これは、国会で弾劾訴追案が可決され、憲法裁判所に受理されてから13日目のことだ。
代理人団は、本日(12月27日)14時に予定されている弾劾審判の初回弁論準備期日に出席する予定だ。
12月27日午前、尹大統領側のソク・ドンヒョン弁護士は取材陣に対し、「ペ・ボユン弁護士など尹大統領側の代理人が憲法裁判所に選任届を提出し、14時の弾劾審判準備期日に出席する予定」と明らかにした。
ペ弁護士は憲法研究官出身。朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾事件当時、憲法裁判所の広報官として働いた経験がある。
弾劾審判と共に、内乱首謀の疑いなど刑事事件を弁護する弁護人団の代表は、キム・ホンイル元放送通信委員長が務めるとされている。
また、尹大統領の「発言」を担う広報担当として、大検察庁・反腐敗捜査部長や大邱(テグ)高等検察庁長を歴任したユン・ガプクン弁護士が選ばれた。
尹大統領が代理人を選任したことで、14時に予定されている憲法裁判所の初回弁論準備期日や、その後の送達などの手続きは正常に進行する見込みだ。
なお、弁論準備期日には、請求人(国会)と被請求人(尹大統領)の双方の代理人が立場を表明し、事件の争点と証拠を整理する。イ・ミソン、チョン・ヒョンシク裁判官が進行する。被請求人である尹大統領本人の出席義務はない。
(記事提供=時事ジャーナル)
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