韓米議員連盟の共同会長を務める「国民の力」チョ・ギョンテ議員と「共に民主党」チョン・ドンヨン議員が、アメリカのドナルド・トランプ大統領に嶺南(ヨンナム)圏の山火事被害支援に関する感謝の手紙を送る予定であることが確認された。
アメリカの相互関税発表に注目が集まるなか、韓国では与野党議員が共同で進める超党派的な“手紙外交”に関心が寄せられている。
4月3日、『時事ジャーナル』の取材によると、チョ議員とチョン議員は慶尚道(キョンサンド)地域の山火事鎮火にヘリコプターを支援した在韓米軍に感謝の意を伝える手紙を作成し、トランプ大統領とザビエル・ブランソン在韓米軍司令官(韓米連合司令官および国連軍司令官を兼任)にそれぞれ送ることにしたという。
手紙は同日に署名と押印が終えた後、外交部の外交行嚢を通じて発送される予定だ。外交行嚢とは、大使館などの外交公館が本国や他の外交公館と外交文書などをやり取りする際に使う運送手段である。
手紙には、「山火事鎮火のためのヘリ支援への感謝の言葉」「韓米議員連盟の紹介」「韓米間の協力強化の約束」などの内容が盛り込まれた。
チョ議員とチョン議員は手紙で「大韓民国の国会議員300人のうち169人が参加する韓米議員連盟の共同会長を務めている」と自分たちを紹介したうえで、「在韓米軍が派遣したチヌーク、ブラックホークなどの大型ヘリコプターが山火事被害の最小化に重要な役割を果たしており、このような貴重な支援に深く感謝する」と記した。
続けて、「韓国が困難な状況に直面した際、在韓米軍の迅速かつ献身的な支援によって同盟の力が証明された。政治・経済・安保分野において緊密な協力を続け、両国の相互利益のために同盟をさらに強化していくことを期待する」と綴った。
トランプ大統領に送る手紙には、在韓米軍が山火事鎮火支援作戦を終えた後に発表した報道資料も添付された。
同資料によると、在韓米軍司令部は去る3月31日、韓国軍合同参謀本部、韓米連合軍司令部などと協力して、米第2師団第2戦闘航空旅団所属の大型輸送ヘリCH-47チヌーク1機と、多目的中型軍用ヘリUH-60ブラックホーク4機を配置し、山火事の鎮火を支援した。
在韓米軍司令部は資料内で「愛する家族を失った遺族と、山火事被害を受けたすべての韓国国民に深い哀悼の意を表する」とし、「在韓米軍は困難な時でも常に韓国国民とともにある」と、韓米軍事同盟を強調した。
チョ議員は『時事ジャーナル』の電話取材に「困難な時に韓米間の緊密な協力関係を再確認できたことに対して、感謝の意を伝える必要があると感じた。駐韓アメリカ大使代理に会って、トランプ大統領に送る感謝の手紙について話したところ、“良いアイディアだ”と歓迎してくれた」と語った。
韓米同盟強化のために発足した国会内の韓米議員連盟は、先月10日に正式に発足し、本格的な活動を開始した。
役員を含め、与野党の議員約160人が所属する団体だ。共同委員長はチョ・ギョンテ議員とチョン・ドンヨン議員、幹事は「国民の力」チョ・ジョンフン議員と「共に民主党」キム・ヨンベ議員が務めている。
同連盟は韓米の議会間の定期的な交流だけでなく、共同研究やフォーラムなどを通じて両国間の協力を強化し、政策的な連携も広げていく方針だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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