読売ジャイアンツの一軍打撃コーチに就任した李承燁(イ・スンヨプ)氏が、日本での新たな出発に向けて固い決意を示した。
イ・スンヨプ氏は1月13日、自身のインスタグラムで巨人のキャップを被った写真を掲載し、「良くなかったことはすべて胸の中に納めて、原点からもう一度始める。たくさん笑えるように最善を尽くす」と書き込んだ。自らを振り返り、再びスタートラインに立つ覚悟を込めたメッセージだった。
2023年にKBOで斗山(トゥサン)ベアーズの監督に就任したイ・スンヨプ氏は、2年連続でポストシーズン進出という成果を残した。しかし、昨季は韓国シリーズ進出を目標に掲げていたにもかかわらず、シーズン序盤からさまざまな悪材料が重なって下位に低迷し、最終的には6月初めに成績不振の責任を取って自ら辞任した。
かつては“アジアの大砲”と呼ばれたイ・スンヨプ氏。母国での失敗を経て、再び野球の現場に戻った舞台は日本だった。
巨人は昨年11月、2026年シーズンの一軍打撃コーチにイ・スンヨプ氏が就任することを発表。日本メディアの報道によると、阿部慎之助監督自ら、現役時代にチームメイトだったイ・スンヨプ氏の招へいを進めたという。
新シーズンの巨人は、一軍打撃部門をイ・スンヨプ氏とゼラス・ウィーラー氏の体制で運営する。阿部監督は「外国人打撃コーチ2人体制は珍しいケースだが、チームに新しい雰囲気を吹き込むことができるだろう」と前向きな見通しを示した。
高校卒業後、1995年にサムスン・ライオンズでプロ生活を始めたイ・スンヨプ氏は、KBO通算1906試合に出場し、打率0.302(7132打数2156安打)、467本塁打、1498打点、1355得点、57盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.961という圧倒的な成績を残した。最優秀選手(MVP)と本塁打王をそれぞれ5回、ゴールデングラブ賞を10回受賞し、2003年にはシーズン最多本塁打(56本)の記録も打ち立てている。
2006年から2010年までの5年間は巨人のユニホームを着た。移籍1年目から球団史上70代目の4番打者に抜てきされ、143試合に出場して打率0.323(524打数169安打)、41本塁打、108打点、OPS 1.003と大活躍した。翌2007年も137試合で打率0.274、30本塁打を記録し、読売のセ・リーグ優勝に貢献した。
そうして今回、指導者として“日本の古巣”巨人に戻ってきたイ・スンヨプ氏。阿部監督のもとで臨む「原点からの挑戦」がどのような結果につながるのか、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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