ケンカ最強――。男なら誰もが一度は憧れるそのフレーズに、最もふさわしい韓流スターは誰だろうか。
まず注目したいのは、俳優のチャン・ヒョクだ。
10年以上「ジークンドー」という格闘技を続けているという。
聞きなれない格闘技だが、あのブルース・リーが生み出した武道で、カンフーの技術にボクシング、柔道、フェンシングなどのエッセンスを取り入れた実践型格闘技だ。
ドラマ『チュノ~推奴~』『根の深い木』で見せたアクションの数々も、ガチ武道を修練しているチャン・ヒョクには物足りなかったかもしれない。
タレントとしても活躍する歌手キム・ジョングクもテコンドーの有段者で、韓国芸能界では名を馳せる強者の一人。テコンドーだけでなく、セミプロのボクシング大会でも好成績を残しているというのだから驚きだ。
格闘家俳優を挙げるのならば、ナ・ハニルを紹介しないわけにはいかないだろう。彼は「海東剣道」の第一人者で、韓国海東剣道協会の総裁でもある。2008年には『朝鮮日報』のインタビューで、「芸能人の中であなたが一番強いのでは?」との質問を投げられたほどの強豪だ。
そんなナ・ハニルが同インタビューで、「自分より強い」と認めた芸能人がいる。