まず一人目は、"韓流時代劇王"と称されるチェ・スジョンだ。背は決して高くないものの、目を凝らしてみるとがっしりした体躯の持ち主と気付く。特にふくらはぎは運動選手さながらだ。
チェ・スジョンにはこんなエピソードもある。以前彼は、俳優のチェ・ミンスと酒の席をともにしたことがあったという。チェ・ミンスは剣道4段の達人で、各種格闘技を熟達している手練の一人だ。
その場で、後輩でありながら生意気な態度をとったチェ・ミンスに、チェ・スジョンが激怒。事態は殴り合いにまで深刻化したが、雌雄が決するまでに長い時間はかからなかった。チェ・スジョンが圧勝し、チェ・ミンスも自分の非を認めたからだ。