以前、BEASTのユン・ドゥジュンは、KBSのバラエティー番組に出演し、「ギャラは均等に配分し続けている」と告白したことがあるが、グループによって差があるようだ。
というのも、元ZE:Aのイム・シワンは、とあるバラエティー番組で「個人活動の収入は各自がもらう」と明かしたことがあった。ZE:Aのように、個人活動の収入はそれぞれに還元されるのが一般的なのだ。韓国のアイドルグループは、人気が高まり始めるとソロ活動を希望するが、その背景にはお金の事情が直結しているといえるだろう。
例えば個人単位で見ていくと、数年前はMiss Aのスジの収入が爆発的に増えた時期があった。スジはCM、広告にひっぱりだこで、約10億円を売り上げたという話もある。
また、A-Pinkのウンジも収入がグンと伸びた時期があった。
2012年に韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ『応答せよ1997』や、2013年にチョ・インソンが主演したドラマ『その冬、風邪が吹く』などに出演したウンジは、その演技力が認められ出演料もうなぎのぼり。デビュー3年目で主演したドラマ『トロットの恋人』では、1話あたり約100万円というアイドルとしては破格の出演料を手にしたといわれている。
彼女たちのようにドラマやCM出演などのソロ活動がグループ活動とは別の収入となるが、BIGBANGのG-DRAGONように、著作権収入で稼いでいる者も少なくない。
SBSの生活番組『よい朝』で以前、韓国の著作権収入ランキングについて言及されたことがあるが、アイドルとしては唯一ベスト5に名を連ねていたのがG-DRAGONだった。
その額はおよそ、8000万円。G-DRAGONは、グループ内で最も収入が多いことも否定していない。
ちなみに韓国で多くの著作権収入を得ている人として有名なのは、JYPのパク・チニョン代表。約1億2000万円以上は下らないとされている。
この2人ほどでもないが、最近著作権で収入を得ているのがSuper Juniorのフィチョルだ。アイドルグループ・オレンジキャラメルに提供した『上海ロマンス』の作詞料で、月に30万円程の収入を得ていることが明らかになっている。
