イ・ボミ、キム・ハヌル、アン・シネ…日本の“ゴルフ韓流”はこのまま終わるのか

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朝日新聞は有権者3000人を対象とし、東亜日報は18歳以上の男女102人を対象にしたその調査には、「韓国の人と言えば、まず誰を思い浮かべますか。1人だけ挙げてください」という設問があったのだが、その結果は象徴的だった。
 

当時のパク・クネ大統領(1位)、ペ・ヨンジュン(2位)、キム・ヨナ(3位)、金大中元大統領(4位)、東方神起(7位)など、政治家から韓流スター、K-POPアイドルと並んでイ・ボミが11位でランクインしたのである。

朝日新聞と東亜日報の共同調査は過去にも数回行われてきたが、女子プロゴルファーがランクインしたのは史上初のこと。つまり、それだけイ・ボミが日本でそれだけ認知されている証であり、イ・ボミは「日本でもっとも愛されている韓国人ゴルファー」であることの証明とも言えるだろう。

そして、このイ・ボミ効果によって韓国女子プロゴルフへの注目と関心が高まり、イ・ボミに続くようして日本にやってきたキム・ハヌルやアン・シネといった選手たちにも、スポットライトが集まるようになった。

これが現在の日本における韓国女子プロゴルファーたちの人気の足跡だが、来季はちょっと寂しくなる。

キム・ハヌルは今季かぎりで現役引退し、イ・ボミはシード権を失い来季は序盤戦といくつかの推薦出場に限られるという。新型コロナ禍で今季日本でのプレーがなかったアン・シネには来季プレーできる場所も決まっていない。

彼女たちがこれまで日本で築いてきた人気と知名度を考えると、その不在はあまりにも大きい。日本における韓国女子ゴルフ人気はこのまま衰退してしまうのか。その行く末を注視していきたい。

文=サーチコリアニュース編集

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