突然の現役引退を宣言した元千葉ロッテマリーンズの投手イ・デウン(32)が、自身のSNSで別れと感謝の言葉を伝えた。
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イ・デウンは1月16日、自身のSNSを更新。「こんにちは、イ・デウンです」という書き出しで、引退決断に関する自身の考えを明らかにした。
イ・デウンは「突然のニュースに、私のことを考えてくださった多くのファンの方々が驚かれたことと思います。悩んだ末にこのような選択になりました」とし、「野球に対する未練はありません」と伝えた。
それでも、これからは自身と野球の接点が消えることを残念がった。「ただ、球場で先輩や後輩、ファンの方々とコミュニケーションを取れないことが残念です」とイ・デウンは綴る。
最後に、「優勝という良い思い出を作ってくれたKTウィズの家族の皆さんに心から感謝しています」とし、「一生記憶に残るファンの皆さんに心から感謝しています。これまで野球選手のイ・デウンを応援してくださってありがとうございます」と締めくくった。
イ・デウンは去る13日、KTウィズを通じて突如として引退を宣言した。
高校卒業後に渡米、2007年夏にシカゴ・カブスと契約したイ・デウンは、2014年まで傘下のマイナーでプレー。翌2015年には日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズに入団し、2年間で通算40試合に登板、9勝9敗5ホールドの防御率3.97を記録した。
その後、2017~2018年は兵役のため警察野球団でプレー。2019年新人2次ドラフト1巡目でKTウィズの指名を受けると、同年は44試合に登板、4勝2敗17セーブとクローザーの役割を果たした。
2021年は31試合に登板、3勝2敗1セーブ9ホールドの防御率4.31を記録し、KTウィズの韓国シリーズ初優勝につながる初のレギュラーシーズンに貢献したが、30代前半にして現役生活に別れを告げることになった。
(記事提供=OSEN)
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