“新生”侍ジャパンのメンバーを韓国が羨むワケ「韓国は選択が制限されているのに…」

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ほかにも近藤健介(日本ハム)や山田哲人(ヤクルト)、甲斐拓也(ソフトバンク)など既存の主力が選ばれたなか、投手陣では佐々木をはじめ初選出の選手が多く見られた。

佐々木は2019年に韓国・釜山で行われたWBSC U-18ベースボールワールドカップ以来、初めて日本代表に抜てきされた。

今回発表されたメンバー28人中15人が初選出だ。2年連続パ・リーグ投手4冠の山本由伸(オリックス)をはじめ、千賀滉大(ソフトバンク)や菅野智之(巨人)などの投手は選ばれなかった。

昨年夏の東京五輪で金メダルを獲得した侍ジャパン(写真提供=千葉 格/アフロ)

栗山監督は「昨年まで現場にいたので、この時期の選手たちの体調がどうなるかは想像できた。無理しても大丈夫かどうかについて考えた」とし、「ただ、日本代表の野球だけが重要なわけではない。言い続けてきたが日本野球は過度期に来ている。世代交代の時期だと思うので選抜が難しかった」と伝えた。

もちろん、現在のメンバーがWBCの最終メンバーになるわけではない。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)や鈴木誠也(シカゴ・カブス)、前田健太(ミネソタ・ツインズ)などメジャーリーグでプレーしている選手たちが合流できるどうかも見守らなければならない。

メジャーリーガーと代表初選出の新戦力、そして今回選ばれなかった既存の主力も含めて、適切なメンバー構成で最終的な野球日本代表のリストが決定する見通しだ。

何より、さまざまな選手をテストできる豊富な選手資源があるということが、韓国野球との最大の違いと言えるだろう。

(記事提供=OSEN)

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