MLBを代表するスーパースターの一人に定着した大谷は、シーズン終了前にエンゼルスと3000万ドル(日本円=約43億円)で来季の1年契約で合意した。
FA資格を得る前の年俸調停権を持つ選手のなかでは、2020年1月にムーキー・ベッツが記録した1年2700万ドル(約39億円)を超える史上最高額だ。
ただ、莫大な年俸を受け取ることになった大谷の経済効果は、大谷の年俸をはるかに上回る。『デイリースポーツ』など複数の日本メディアは10月6日、関西大学の宮本勝浩名誉教授が、大谷の活躍による2022年の経済効果が日米両国内の合計で約457億941万円に達すると発表したことを伝えた。
大谷は来季終了後にFAの資格を得る。彼のスター性や希少性、投打両面でチームの勝利に貢献できるという点などを考慮すれば、2019年3月にエンゼルスと12年4億2650万ドル(約618億円)契約を結んだマイク・トラウトを超え、MLB史上最高額の契約も狙える見通しだ。
(記事提供=OSEN)