17日に始動した最終キャンプは、イ・スンヨプ監督体制の第一歩を踏み出すという点でも大きな意味を持つ。
何より、今回のキャンプには投手インストラクターとして、日本で経験豊富な久保康生氏が合流する。
現役時代に近鉄バファローズや阪神タイガースで活躍した久保氏は、引退後にコーチに転身。近鉄や阪神、福岡ソフトバンクホークス、さらには社会人野球の大和高田クラブでコーチやアドバイザーを務めた。
また、今月13日には、来季から巨人の巡回投手コーチに就任することが発表されている。
そんな久保氏は以前、2012年6月から9月の短期間で、斗山のフューチャーズチーム（2軍）の投手インストラクターを務めたことがある。今回は斗山と10年ぶりの再会となる。
斗山の関係者は久保氏の合流について、「ベテラン指導者である久保インストラクターが、有望株の基本技術を固めてくれることに期待している」と伝えた。
イ・スンヨプ監督は18日に就任式を行った後、19日からキャンプに合流する。22日までの練習第1ターンには、選手団の把握と面談を行う予定だ。
（記事提供＝OSEN）
