まず、昨年の「Wanna One」のステージが記憶に新しい。
2017年8月にデビューしたWanna Oneは、『PRODUCE 101』シーズン2で誕生したボーイズグループで、カン・ダニエル、パク・ジフン、イ・デフィ、キム・ジェファン、オン・ソンウ、パク・ウジン、ライ・グァンリン、ユン・ジソン、ファン・ミンヒョン、ペ・ジンヨン、ハ・ソンウンの11人で活動していたが、1年6カ月という短い期間で解散してしまった。
そんな彼らが“一夜限り”で復活するということでK-POPファンは熱狂。新曲『Beautiful Part 3』も発表したことで大いに盛り上がった。
しかも、翌年にリリースされた音源には、MAMAのステージに惜しくも参加できなかったライ・グァンリンの歌声も収録されたことで、ファンにとっては嬉しいサプライズとなった。
このほか過去のMAMAでは、今年のガールズグループ4組に負けず劣らず豪華メンバーによるコラボステージも披露されている。
その代表例が、2015年のMAMAで実現したBTSとGOT7の大人気グループによる特級コラボだ。
当時、会場のスクリーンに映し出された格闘ゲームのキャラ選択のような画面で2グループの組み合わせが発表されると、会場は日記に包まれた。直後、真っ暗なステージにRAP MONSTER(現RM)とジャクソンのラッパー2人が登場し、ステージの口火を切った。
2人が退場すると、J-HOPEとユギョムがダンスバトルを開始。両グループのメンバーが徐々に登場し、最後には両グループ合わせて14人によるダイナミックなスペシャルパフォーマンスが繰り広げられた。そしてBTSファンを感動の渦に巻き込んだことで話題になったのが2020年だ。