11月21日のグループA初戦カタール対エクアドルに始まったカタールW杯は、12月19日の決勝アルゼンチン対フランスを最後に幕を閉じた。優勝国は、リオネル・スカローニ監督とキャプテンのリオネル・メッシが率いたアルゼンチンだ。
そんななかFIFAは19日、公式ホームページを通じて「童話のような結末で終わった今回のW杯」というタイトルでカタールW杯の旅程を振り返った。そこで最も目を引いたのが、「注目すべき面を持つ4チーム」というトピックだった。
そこでは1番目に優勝国アルゼンチン、2番目にアフリカ勢初ベスト4の4位モロッコ、3番目に3位クロアチアが紹介されていたのだが、最後の4番目に挙げられたのが日本だったのだ。
FIFAは日本について、「グループEを制するのは4度の優勝を誇るドイツか、それとも21世紀の巨頭スペインか。日本はその両巨頭をたそして首位に立ち、大衆が評価する質問をあざ笑うかのようにした。サムライブルーはまた、W杯史上3カ国目、1970年の西ドイツ以来となる、前半にリードされた試合を2度続けて勝利したチームとなった」と、日本の戦いぶりを絶賛していた。
なお、日本は決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末敗北。史上初のベスト8進出はならず、4度目の挑戦でまたしてもベスト16敗退に終わった。一方、2018年ロシア大会王者も今大会2連覇を逃した準優勝フランスは、ベスト4進出国で唯一「注目すべき面を持つ4チーム」に選ばれなかった。
(記事提供=OSEN)