3月の開催に向けて徐々に熱気が高まっているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。昨年12月のサッカーワールドカップが大いに盛り上がったこともあり、日本スポーツ界の熱気はこのまま続く見通しだ。
特に、日本は豪華メンバーが連日のように話題となっている。2009年大会にも出場したダルビッシュ有(パドレス)を筆頭に、大谷翔平(エンゼルス)、鈴木誠也(カブス)といったメジャー勢に加え、源田壮亮(ライオンズ)、山本由伸(オリックス)などのNPBトップクラスのプレーヤーも招集されている。
そのなかでも特に注目を集めるのが、侍ジャパン初の日系選手ラーズ・ヌートバーだ。
WBCは自身の国籍だけでなく、両親や祖父母の血統、出生地によって選手が国籍を選択して出場できるため、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたヌートバーも参戦可能となった。
ただ、初の外国籍選手が招集されたのは日本だけではない。お隣・韓国にも同様のバックボーンを持つ選手が代表入りしたことで話題になっている。