サンディエゴ・パドレスに所属するWBC韓国代表キム・ハソンにライバルがあらわれた。
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「MLB.com」パドレス公式ホームページは2月8日(日本時間)、パドレスの新シーズンの守備に関する内容を公開した。パドレスは今冬、ザンダー・ボガーツをはじめ、マット・カーペンター、ネルソン・クルーズといったベテラン内野手を複数獲得している。
開幕20試合後には禁止薬物懲戒から解除されるフェルナンド・タティス・ジュニアも戻ってくることから、野手は人員過多となるため、既存選手はポジションを移さなければならなくなる。
ボブ・メルビン監督は「選手たちと話さなければならないが、彼らには勝ってほしい。皆がポジション移動の必要性に気づいている」と話す。
三塁はマニー・マチャド、遊撃がボガーツに決まったなか、キム・ハソンは遊撃から二塁に、ジェイク・クローネンワースは二塁手から一塁に、フアン・ソトは右翼から左翼に、タティス・ジュニアは遊撃から右翼に移ると見通された。
この移動について「MLB.com」は「キム・ハソンは二塁だけでなく三塁、遊撃でも練習している。これまでキム・ハソンの守備はどのポジションでも通じることを証明し、彼は今オフシーズン、3つのポジションで練習した」と伝えた。キム・ハソン自身も「主に二塁でプレーすることになると聞いた。シーズン中にメルビン監督が指示したならば、どんなポジションでも準備する」とマルチな対応に意志を示した。
ただ、シーズン開幕後の成績によっては、二塁や一塁は流動的に変わる可能性が高い。