クリンスマン監督は過去、アメリカ代表を率いて2014年ブラジルW杯でベスト16入りの快挙を達成した。これについてシュティーリケ氏は「プロの世界では豊富な経験から得られる利点がある。しかし、日常生活に関しては欧州やアメリカとは大きく異なるだろう。そのような経験は現場でしかできない」とし、韓国生活に早く適応しなければならないと助言した。
クリンスマンが韓国とどれだけ似合いそうかという質問には、「世界のどの地域を問わず、代表監督は結果を出さなければならないというプレッシャーを絶えず受けている。もちろん、いくつかの親善試合は台無しになりかねない。しかし、韓国はアジアで先頭国家になりたいと思っている。なので、試合では全て成功しなければならない」と強調した。
続いて「一方では高い要求かもしれない。しかし一方では、クリンスマンは非常に意志が強く、野心に満ちた、極度に訓練された選手たちに会うという意味でもある」と付け加えている。
通訳の役割も非常に重要だと力を入れて話す。「話せない言語を持つ国で働く時、最も重要なのは通訳だ。(通訳は)最高の能力を持たなければならないだけでなく、対人関係の問題でもクリンスマンを助けなければならない。国内外の選手たちの多様なプレースタイルと考え方の間で妥協点を見出さなければならない」と話し、コミュニケーションの重要性を強く説いた。
(記事提供=OSEN)