先発フル出場したキム・ミンジェは良い守備を見せていたにもかかわらず、頭を下げた。空中戦では7回中7回勝利の100％を達成するなど、相手FWオリヴィエ・ジルーを押さえつけたが、惜しくもチームの敗北を防げなかった。
最大の問題は、後半33分にもらったイエローカードだ。当時、キム・ミンジェはファウルを宣言されたことに怒りを表した結果、判定に抗議したとしてイエローカードを提示された。これにより、累積警告で次の第2戦出場が不可能となった。
同日、アンドレ＝フランク・ザンボ・アンギサも退場処分となったナポリとしては最悪の状況に陥った。
これにはナポリでプレーしたディ・カーニオ氏も失望を隠せなかった。
イタリアメディア『Area Napoli』によると、ディ・カーニオ氏は『スカイ・スポーツ』に出演した際、「アンギサが受けた警告にも驚いたが、キム・ミンジェが受けた警告1枚にさらに驚いた。彼はホームで行われる第2戦を控えて、累積警告の危機に瀕していることを知りながら、主審の露骨なジェスチャーを取った」と指摘した。
続けて、ディ・カーニオ氏は「あまりに素直な行動だった」とし、「そのような行動をするなら、（主審に）気付かれないようにするべきだった。残念ながら、キム・ミンジェはそのジェスチャーのために重要な第2戦に出場できなくなった」と残念がっていた。
キム・ミンジェが出場停止となるナポリ対ミランのCL準々決勝第2戦は、来る19日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われる予定だ。
（記事提供＝OSEN）
