井端弘和氏の野球日本代表・侍ジャパン新監督就任確実の報道に韓国メディアも反応している。
『OSEN』は9月25日、「“WBC全勝優勝→毒入りの聖杯?”日本代表、新監督に井端U-12監督内定…APBCからプレ枚12まで務める」と題し、井端氏に言及した。
『中日スポーツ』などの日本メディアは同日、侍ジャパン新監督候補の最有力として井端氏が挙げられていると報じた。
日本野球機構(NPB)は今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝した栗山英樹監督の後任を探してきたなか、代表チームで選手、コーチとしての経験が豊富な井端氏に監督を託す方向で決まったようだ。任期は来年11月に開催される第3回プレミア12までとなるという。
侍ジャパンは今年3月のWBCで全勝優勝を果たし、全盛期を迎えた。
栗山監督は大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)など、メジャーで活躍する選手を代表に集め、最高の結果を導いた。
ただ、栗山監督は今年5月に任期が満了すると、WBC優勝を最後に代表監督の座を退いた。NPBは栗山監督に再任を要請したが、栗山監督は次の世代に機会を与えなければならないとして断った。
栗山監督が代表監督の再任を断ると、NPBは直ちに後任監督を探す作業に着手した。「若さ」や「多数の球団でプレーした経験」、「代表での国際大会経験」などを条件に40~50人の候補群を作った。そこには前千葉ロッテマリーンズ監督の井口資仁氏、元メジャーリーガーの松坂大輔氏、現ロッテ監督の吉井理人氏など多くの候補が挙がったが、最終的には井端氏に意見が一本化したという。
現役時代に中日ドラゴンズ(1998~2013年)と読売ジャイアンツ(2014~2015年)で活躍した井端氏は、2015年を最後に現役を引退した。2016~2018年までは巨人でコーチを務め、2017年と2021年には侍ジャパンの内野守備・走塁コーチを歴任した。昨年と今年はU-12日本代表の監督を務めた。
また、侍ジャパンでは現役時代に2003年アテネ五輪アジア予選、2007年北京五輪アジア予選、2013年WBCなどに出場。指導者としても2017年アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)、2019年プレミア12、2021年東京五輪などで代表コーチを務めるなど、国際大会での経験も豊富だ。
もし井端氏が侍ジャパンの新監督職を受諾することになれば、11月に東京で開催されるAPBCで国際大会での公式デビュー戦を行う可能性が高い。今回のAPBCには韓国、日本、台湾、オーストラリアが参加する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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