シーズン7勝目を挙げた福岡ソフトバンクホークスの42歳ベテラン投手・和田毅に韓国メディアも驚きを隠せない様子だ。
『OSEN』は9月26日、「“KKKKKKKK”20年目ベテラン、5回8奪三振1失点で7勝目…リーグ初42歳投手大記録」と題し、和田の活躍に言及した。
和田は25日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ戦で先発登板し、5回を投げて5被安打、8奪三振の1失点と好投し、勝利投手となった。試合もソフトバンクが10-1で勝利した。
クライマックスシリーズ進出権がかかった2~3位の座をめぐり、ロッテや東北楽天ゴールデンイーグルスと熾烈な競争を繰り広げているソフトバンクは、この日の勝利でパ・リーグ2位に上がった。
和田は重要な一戦で今季自己最多8三振を奪う威力的なピッチングを見せつけ、チームを勝利に導いた。8月10日の楽天戦以来、46日ぶりの勝利投手だ。
和田は42歳の投手としてはパ・リーグ史上初めてシーズン7勝目を記録した投手になった。42歳以上の投手のシーズン7勝目は、1997年の大野豊(広島東洋カープ)、2005年(読売ジャイアンツ時代)と2007年(横浜ベイスターズ時代)の工藤公康、2008年の山本昌(中日ドラゴンズ)、2010年の下柳剛(阪神タイガース)に続き、史上5人目の快挙だ。ただ、過去の4人は全員セ・リーグであり、パ・リーグでは和田が初めてだ。
和田は2003年から活躍するソフトバンクの生え抜き投手だ。 2012年にアメリカに進出し、ボルチモア・オリオールズ傘下マイナーで2年間プレーし、2014~2015年はシカゴ・カブス所属でメジャーで2シーズンプレーした。
その後、2016年にソフトバンクに復帰し、現在まで先発投手としてプレーしている。日本では自己通算324試合157勝87敗、防御率3.18を記録している。今季は19試合で7勝6敗、防御率3.34とし、チーム内では有原航平(9勝)に次いで2番目に多く勝利している。
なお、ソフトバンクは来季も和田を戦力として考えているという。和田は43歳になる来季も選手として活躍する見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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