“日韓戦”勝利に導いた野球韓国代表ノ・シファンが喜びをあらわにした。
ノ・シファンは10月5日に行われた杭州アジア大会のスーパーラウンド日本戦に「4番・三塁手」で出場し、2-0の勝利に貢献した。
4回無死一、三塁のチャンスで三振に終わったノ・シファンは、6回に犠飛で先制点を挙げると、8回には適時打を放った。
以下、ノ・シファンとの一問一答。
◇
―4番打者としてチームの勝利に貢献できた感想は。
「最初の得点チャンスで三振を取られたが、あまりにも気が小さかったようだ。次の打席からは果敢にやろうという気持ちで臨み、良い結果が出た」
―打者が日本の先発投手(嘉陽宗一郎)相手に苦戦している様子だったが…。
「分析したときよりもボールが良かった。でも、どうせ戦って勝たなければならないのだから、なんとかバットの中心に合わせようと努力した。幸い先制点を挙げて、適時打も出た。日本の先発は韓国でトップクラスの投手になれるほど良かった。だから、序盤に大変な試合をしたようだ」
―犠飛で1点先制してから、ベンチの雰囲気も良くなったようだが。
「試合中だったのでハイタッチ程度に収めた。1点が本当に必要な状況だったが、序盤に試合が上手くいかなかったので、1点を先に取ることができて嬉しかった」
―4番打者として、チームの打点を担当したが。
「胸がいっぱいになる思いだ。レギュラーシーズンなら打点生産の機会も多いと思うが、国家代表のユニホームを着て、韓日戦で良い役割を果たすことができた。この先も記憶に残る試合になりそうだ」
―4番打者を引き受けることになったが、負担はないのか。
「打順はどこだろうと構わない。どの打順でもこなすことができる。自分に与えられた役割に最善を尽くすつもりだ」
―打者たちが得点チャンスで消極的な姿を見せているようだが。
「毎試合が決勝という気持ちで戦っているが、どの選手でも負担になりかねない。しかし、プレッシャーを乗り越えてこそ良い打者ではないか。打者たちが得点チャンスを生かして優勝したい」
―明日は中国と対戦するが。
「中国が野球強国の日本に勝つのを見て驚いた。日本の投手能力が優れているため、中国が勝つとはまったく予想していなかった。中国が日本に勝ったように、野球はどうなるか分からない。中国戦も決勝戦という気持ちで臨む。決して甘く見ることはない」
(記事提供=OSEN)
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