東北楽天ゴールデンイーグルスの投手・松井裕樹のメジャー進出宣言に韓国メディアも注目している。
『OSEN』は10月26日、「日本の236セーブ特級クローザー、MLB進出宣言…“シーズン中、カブス幹部も視察した”」と題し、松井に言及した。
『スポニチアネックス』などの日本メディアは25日、松井が球団に海外FA権を行使する旨を伝えたことを報じた。
松井は501試合(659.2回)25勝46敗、76ホールド、236セーブ、防御率2.40を記録した日本を代表する抑え投手の一人だ。
今季は59試合(57.1回)2勝3敗、8ホールド、39セーブ、防御率1.57と圧倒的な成績を収めた。
2015年プレミア12、2017年と2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)など国家代表経験も豊富だ。
日本プロ野球最年少100セーブ、パ・リーグ初の5シーズン連続30セーブなど多くの記録を残した松井は、今年を最後に楽天との4年契約が終わった。松井は海外FAの権利を行使し、メジャー進出の意思を示した。
松井がメジャー進出を宣言したなか、すでに関心を示しているメジャー球団も輪郭が明らかになった。ナ・リーグ中地区のシカゴ・カブスが松井をスカウトしたという。
日本メディアは「カブスのジェド・ホイヤー編成本部長がシーズン中に来日し、直接松井を視察した。3年連続ポストシーズン進出に失敗したカブスは左腕のリリーフ投手が重要な補強ポイントだ」と分析している。
来る冬のメジャーFA市場は、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、コディ・ベリンジャー(シカゴ・カブス)、ブレイク・スネル(サンディエゴ・パドレス)などを除けば大物選手が多くない状況だ。このため、多くの球団がアジア市場に目を向けている。
日本最高のエース山本由伸(オリックス・バファローズ)は1億ドルを超える大型契約が予想され、韓国最高の打者イ・ジョンフ(キウム・ヒーローズ)も多くの関心を集めている。
このような状況で、松井も良い条件でメジャー進出の夢を育てることができるかどうか、今後の動向が注目される。
(記事提供=OSEN)
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