“無理なプレー”が大きな波紋を呼んでいるサッカー日本代表MF遠藤航(リバプール)に、韓国メディアも関心を寄せている。
『OSEN』は11月13日、「“明白なレッドだ!”日本代表・遠藤、相手の足首に向かった危険千万のタックル…ブレントフォード監督激怒」と題し、遠藤のプレーに言及した。
リバプールは12日、本拠地アンフィールドで行われたプレミアリーグ第12節でブレントフォードと対戦し、3-0で勝利した。
これで8勝3分1敗とし、勝ち点27を積み上げたリバプールは、首位マンチェスター・シティ(勝ち点28)に次ぐリーグ2位に躍り出た。
この試合で先発フル出場し、チームの勝利に貢献した遠藤だが、途中には議論を呼ぶ場面もあった。
後半9分、遠藤は自らボールを運ぼうとした際にコントロールが乱れ、スライディングで奪取を試みた相手MFクリスティアン・ノアゴーと衝突した。 遠藤もスライディングで処理を試みるも、足が高く上がり危険なプレーをしたように見えたが、カードは出なかった。直後にVARも入ったが、警告はなかった。
試合後、ブレントフォード率いるトーマス・フランク監督は激怒した。指揮官は「VARを見れば明らかに遠藤が足を高く上げていた。明らかなレッドカードだと思う。(マーカス・)ラッシュフォードがレッドカードで、カーティス·ジョーンズがレッドカードなら遠藤もレッドカードだ」と怒りを表していた。
問題は、遠藤が同じ危険なプレーで前科があるという点だ。
遠藤は今月10日に行われたトゥールーズとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節でも、前半34分に相手選手に危険なタックルをしてイエローカードを受けた。遠藤のタックルはボールではなく、相手の足首に飛んでいた。 同40分にも再び激しいタックルを浴びせたが、退場とはならなかった。
これを見たレジェンドのジョー・コールは、「ラッシュフォードも遠藤と似たプレーで退場させられた。遠藤も退場すべきだった」と主張していた。
(記事提供=OSEN)
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