今年1年間で絶えず“話題の主人公”となった大谷翔平に韓国メディアも注目している。
『OSEN』は12月26日、「満場一致MVP→北米プロスポーツ最高額→ポルシェのお返し…“絶えず話題”」と題し、大谷に言及した。
大谷は2018年、ロサンゼルス・エンゼルスのユニホームを着てメジャーデビューし、投手として通算86試合38勝19敗の防御率3.01、打者として716試合で打率0.274、171本塁打、437打点、OPS(出塁率+長打率)0.922を残した。
今季は9月に肘の手術を受けたため、シーズンを完走できなかった。
それでも、打者として135試合で打率0.304、44本塁打、95打点、102得点、20盗塁、出塁率0.412、長打率0.654、OPS 1.066を記録した。投手としては23試合で先発登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録した。
本塁打王を獲得し、2021年に続き今季も満場一致でア・リーグのMVPを獲得した、現時点でメジャー最高のスーパースターだ。
大谷は2024年シーズンは打者に専念し、2025年シーズンから投打兼業を再開する計画だ。
来季は投手としてマウンドに上がれないものの、FA市場では最大の注目株として多くの球団が獲得競争を繰り広げた。そのなかで、ドジャースが契約期間10年で7億ドルという超大型の契約条件を差し出した。
結局、大谷はドジャースのユニホームを着た。彼の年俸はメジャー歴代最高額契約だ。
さらに北米スポーツ全体でも、歴代最高額契約だった2020年7月のNFL名QBパトリック・マホームズ(カンザスシティ・チーフス)の10年4億5000万ドルの記録も破った。
大谷がドジャースに行くと、ロサンゼルスのとある地域では大谷の壁画が誕生した。壁にはドジャースの帽子とユニホームを着た大谷の上半身が描かれている。
また、メキシコ大統領は大谷からもらったサインを自慢した。
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は「日本には大谷がいる。大谷は野球、スポーツの天才だ」と褒め称えた。
野球メキシコ代表の監督は、大谷の前所属球団エンゼルスでコーチを務めたベンジー・ギル氏だ。オブラドール大統領は野球好きと言われているが、ギル監督経由でサイン入りのユニホームを手に入れたという。
大谷は絶えず“話題の主人公”になり続けている。
最近では、自身に背番号17番を譲ってくれた新チームメイトのジョー・ケリーにお返しをしたことが関心を集めた。
ケリーはセントルイス・カージナルス時代(2012~2014年)に58番を着け、ボストン・レッドソックス時代(2014~2018年)には56番を着けた。
17番は2018年後半にドジャースに移籍した後から着け始め、昨年在籍したシカゴ・ホワイトソックスでも、今年7月にドジャース復帰後も17番を着けていた。
ケリーが大谷に背番号を譲る意向を示し、球団の要請に快く応じると、大谷はケリーの妻アシュリーさんにポルシェをプレゼントした。
このような大谷の話題性に、とある日本メディアは「オフシーズンの大谷関連の話題は10年7億ドルの契約だけではない。背番号17を譲ってくれた同僚の妻にポルシェもプレゼントした。オフシーズンの2カ月間で大きな注目を集めている」と伝えていた。
(記事提供=OSEN)
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