韓国メディアも嘆く札幌ドームの現状…「“金食う厄介者”への転落危機」と報じたワケ

2024年01月14日 スポーツ #プロ野球
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北海道日本ハムファイターズが去ったドーム球場「札幌ドーム」が、“金を食う厄介者”に転落する危機に瀕している。

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韓国メディア『OSEN』は1月11日、「“5456億ウォン”開閉式ドームに向かった日本ハム、札幌ドームは厄介者に転落…青羅ドーム以後、SSGランダースフィールド活用案も悩み」と題し、札幌ドームの現状に言及した。

日本では10日、札幌ドームが命名権(ネーミングライツ)の公募を開始したことで議論を呼んでいる。メディアの報道によると、札幌ドーム側は他球場より高額な年間2億5000万円の契約を希望しているという。契約期間は2~4年で、名称に「ドーム」を入れることが条件とのことだ。

札幌ドームは現在、プロサッカーJ1リーグ所属の北海道コンサドーレ札幌が本拠地として使用している。2004年から2022年までは、日本プロ野球の日ハムがホーム球場として使用し、野球とサッカーの兼用球場として使用されていた。

ただ、昨年から日ハムが北広島市にオープンした開閉式ドーム球場「エスコンフィールド北海道」に本拠地を移転したことで、現在はコンサドーレ札幌のみホーム球場として使用している。

球場使用料をめぐって対立し、コンサドーレ札幌と共用で球場を使うことに不便があった日ハムは、昨年から開閉式ドーム球場のエスコンフィールドをホーム球場として使用している。

観客収容人数は3万人程度と、規模でみれば札幌ドームよりも小さいが、天然芝を使用でき、メジャーリーグの球場にも匹敵する最新式施設が強みだ。建設費用は600億円、韓国ウォンにして約5456億ウォンががかかったという。

札幌ドーム
札幌ドーム

約4万人の観客を収容できる札幌ドームは、日本の公演界においては5大ドーム(東京ドーム、京セラドーム大阪、札幌ドーム、福岡PayPayドーム、バンテリンドームナゴヤ)と呼ばれたこともあった。

しかし、年間約70試合のホームゲームを実施する日ハムが去ったことで、札幌ドームは毎年のように莫大な赤字を出す危機に直面した。

日本メディアの間でも、「日ハムは球場使用料問題で葛藤を感じ、エスコンフィールドにホーム球場を移転した。現在はコンサドーレ札幌の試合以外にコンサートを誘致しようと努力しているが、巨額の赤字は避けられない見通しだ。今後の高額な維持費を考慮すれば、解体した方が良いという声も出ている実情だ」と指摘した。

韓国プロ野球のKBOリーグでも新しいドーム球場を建設し、従来の球場をどのように活用すべきか悩む時期が近づいている。最近、新ドーム球場の建設が活発に進められているためだ。

ソウル市は3万席規模の蚕室ドーム球場建設計画を発表し、仁川ではスターフィールド青羅と連携して青羅ドーム球場が建設中だ。

ソウル蚕室ドーム球場の場合、従来使用していた蚕室球場を解体し、新たにドーム球場を建設するため、従来の球場活用案について悩む必要はない。

しかし、仁川青羅ドーム球場は違う。現在、SSGが本拠地として使用中のSSGランダースフィールドとはまったく異なる位置に建設される予定であり、SSGは2028年から新球場に移転する計画だ。

SSGが青羅ドームに移転した後は、残されたSSGランダースフィールドの活用方案が課題として残るかもしれない。

(記事提供=OSEN)

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