韓国代表ソン・フンミンがアジアカップ初戦で見せた行為に、イギリスメディアが非難を浴びせている。
ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国代表は1月15日、カタール・ドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われたアジアカップ・グループE第1節でバーレーン代表に3-1で勝利した。
重要な初戦で勝利に成功したものの、わだかまりも残った。主審を務めた中国出身のマー・ニン氏が試合を台無しにしたのだ。
韓国側だけで5枚のイエローカードが提示され、バーレーン側も含めると合計7枚のイエローが飛び交った。今後の戦いに影響が及びかねない“乱発ぶり”だった。
何より、韓国の攻守の要であり、代えの利かないソン・フンミンとキム・ミンジェがカードをもらっしまった。ほか、パク・ヨンウ、チョ・ギュソン、イ・キジェが警告を受けた。
もっとも、ソン・フンミンに対するイエローは信じ難かった。後半アディショナルタイム、ソン・フンミンがペナルティエリア内で倒れると、主審は「シミュレーション」を指摘してイエローを提示した。
ソン・フンミンは呆れた表情で強く抗議したが、判定が覆ることはなかった。
試合後、本人は報道陣に「DFとの衝突を避けるためにジャンプしたのであって、意図的に倒れたのではなかった」と釈明した。しかし、すでに受け取ったカードが取り消されることはない。
さらに悔しいのは、イギリスメディアの態度だ。
トッテナムで数百試合とプレーしてきたソン・フンミンが、PKを得るためにわざと倒れたという報道をしているからだ。
『エクスプレス』は16日、「ソン・フンミンがダイブの疑いで警告を受け、決定的なチャンスを逃した。韓国代表は余裕を持って勝利したが、トッテナムスターのソン・フンミンにとっては忘れられない試合になった。彼の動きは90分間、多くの問題を起こした。最も重要な場面で、彼のフィニッシュ能力には失望した」と伝えた。
また、「ソン・フンミンの活躍は残念だった。トッテナムスターはゴールチャンスを何度も逃した。ゴールから至近距離で打ったシュートも、サイドネットを揺らした。ソン・フンミンは後半アディショナルタイム、バーレーンの守備の後ろから無理に飛び込んだ。しかし、ソン・フンミンが体を飛ばしたとしてホイッスルが鳴った。クリンスマン監督を当惑させた」とし、ソン・フンミンが意図的なプレーをしたと描写した。
ソン・フンミンとキム・ミンジェのカードは最大の変数だ。
累積は準々決勝まで有効だ。ソン・フンミンがカードをもう一枚もらってしまうと、次の試合は自動的に欠場となる。
『エクスプレス』は「ソン・フンミンが2度目の警告を受ければ、1試合の出場停止処分を受ける。彼の何気ないプレーで、大きな代価を払うことにならないことを願う」とソン・フンミンを攻撃した。
（記事提供＝OSEN）
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