性行為中の違法撮影の疑いが持たれているファン・ウィジョ（ノッティンガム・フォレスト）は、可能な限り早く潔白を証明し、所属チームに復帰することができるのだろうか。
最近、秘密裏に韓国に帰国したファン·ウィジョは、警察署に出頭して3回にわたり取り調べを受けたという。
警察はファン・ウィジョに出国禁止命令を下した。ファン・ウィジョが警察の調査の出席要求を数回拒否したのが理由だった。
警察側は、ファン・ウィジョが再びイングランドに帰る場合、事件解決が困難になると判断した。
ただ、ファン・ウィジョはこの決定に直ちに反発し、捜査官忌避申請をして対応した。
警察の過剰捜査によってチームに適切なタイミングで復帰できず、金銭的被害を受けることになったという主張だ。さらに、ファン・ウィジョは容疑をすべて否認している。
だが、ファン・ウィジョが出国禁止措置まで受けたことで、違法撮影事件は短時間で解決される兆しが見えなくなった。
暫定的に韓国代表資格をはく奪されているファン・ウィジョは、チームでの活動も制約を受けることになった。
ハムストリング負傷で6週間離脱の診断まで受けた彼は、選手生命そのものが岐路に立たされている状況だ。
ファン・ウィジョは昨年6月、元恋人だと主張するA氏との性行為中の映像を流出され、議論に巻き込まれた。
以後、ファン・ウィジョは該当映像がギリシャで紛失した携帯電話を通じて流出したとし、自身も脅迫された被害者だと主張した。
これまで、ファン・ウィジョが所蔵したノリッジ・シティやノッティンガム・フォレストは、違法撮影疑惑に対して特別な立場は表明してこなかった。
無罪推定の原則によって、ファン・ウィジョの犯罪有無が確実に明らかになるまでは、彼の出場を制限しなかった。
しかし、ファン・ウィジョが長期間所属チームに戻れない場合は、個人的な理由による「無断離脱」となるため、契約が解除される恐れもある。ファン・ウィジョが一日にして所属チームを失うことになる。
ファン・ウィジョの容疑が立証されたわけではないが、世論はすでに否定的だ。彼が選手生活とともに乱れた私生活を楽しみ、国家代表として名誉を失墜させたことだけは明らかな事実だからだ。
ファン・ウィジョはKリーグとJリーグを経て、フランスのリーグ・アンへと進出した。2020-2021シーズンは12ゴール、2021-2022シーズンは11ゴールを決め、フランスでは2シーズン連続11ゴール以上を達成した。
その後、ファン・ウィジョはプレミアリーグ挑戦のため、オリンピアコス、FCソウル、ノリッジ・シティへのレンタルも厭わなかった。しかし、レンタルの過程で着実にプレーできず、パフォーマンスは落ち、カタールW杯でも主力争いで押された。
それでも、ノリッジ・シティで3ゴールを決めて復活するかと思われたファン・ウィジョは、違法撮影の疑いで足を引っ張られた。試合外の状況で選手生命の最大の危機が訪れた。
（記事提供＝OSEN）
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