「中国は第2の故郷」と発言したロナウド…韓国が「“黄砂マネー”の前に卑屈に」と批判するワケ

2024年01月28日 スポーツ #サッカー
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韓国を無視した選手なのだろうか。クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)が中国ファンには頭を下げた。

【注目】ロナウドが韓国人に嫌われている理由

ロナウドの所属するアル・ナスルは、1月21日に中国・深セン入りした。アル・ナスルは24日に上海申花、28日には浙江FCと親善試合を行う計画だった。

しかし、ロナウドが中国入国後に負傷したことで、23日に突然の試合中止を発表した。

ロナウドは異例の記者会見を開き、中国ファンに謝罪した。彼は「今日は悲しい日だ。中国のファンに謝罪したい。サッカーにおいて負傷はコントロールできない変数だ。私は負傷があまりない選手なので、さらに残念だ」と頭を下げた。

続いて、ロナウドは「私は2003年と2004年に中国に来たことがある。中国を第2の故郷と感じている。いつも来るたびに歓迎されると感じた。私たちは試合をキャンセルしなかった。いつかは中国に戻る」とし、卑屈なほどに謝罪していた。

ロナウドの二重的な態度によって、韓国のファンはさらに憎らしいという反応だ。

ただ、それはもっともだ。

韓国において、ロナウドは2019年の「ナルガンド事件」で国民の憎しみに輝いた。

当時、ユベントス所属のロナウドは中国で行われた試合でフル出場した後、韓国のソウルワールドカップ競技場で行ったKリーグオールスターとの親善試合への出場を突然拒否した。「少しでも良いからプレーしてほしい」という要請にもかかわらず、ロナウドは腕を組んでベンチに座っていた。ロナウドはファンサイン会への出席も断った。

ロナウドの出場を期待して高いチケットを買ったファンは「メッシ」を連呼し、ロナウドにブーイングを送った。ロナウドを見るために6万5千席が2時間で売り切れた。チケット収益だけでも60億ウォンに達した。結局、怒ったファンが主催側に集団訴訟を提起する事態にもなった。

ところが、ロナウドはまるで韓国のファンをあざ笑うかのように、イタリアに帰るやいなやランニングマシーンに乗る写真を投稿した。「コンディションが良くない」という彼の言葉が嘘だったことが明らかになった瞬間だった。

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウド

ロナウドは2022年カタールW杯で韓国と対決した。ただ、ロナウドは目立った活躍もなく、低調なパフォーマンスで韓国の16強進出に貢献した。ロナウドはチョ・ギュソンに悪口を浴びせかけたりもした。

そのような人柄のロナウドが、中国のファンには頭を下げた。“黄砂マネー”の前で卑屈になったロナウドだ。

(記事提供=OSEN)

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