お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部健が、地上波復帰を果たした。
2020年6月に“多目的トイレ”スキャンダルが報じられて芸能活動を自粛した渡部。2022年2月に活動を再開すると、コンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)をはじめ、『チャンスの時間』(ABEMA)、『トークサバイバー!』シーズン2、テレビプロデューサー『佐久間宣行のNOBROCK TV』の「罵倒村」などで徐々に露出を増やしてきた。
そして6月21日、TOKYO MXの『5時に夢中!』で約4年ぶりとなる地上波番組出演を果たしたのだった。
とはいえ、渡部の騒動は事が事だっただけに、拒否反応を示す視聴者も少なくない。今後も継続しての出演は難しいと思われる。
そんななか、お隣・韓国で“疑惑のデパート”となった女優ソ・イェジが、2年ぶりの復帰を知らせたと話題を集めている。
ドラマ『サイコだけど大丈夫』で主演を務めたことで、日本でも名が知られることとなったソ・イェジは、まず、2021年4月にパワハラ疑惑が浮上した。当時、あるオンラインコミュニティでは、「過去にソ・イェジと仕事をした」と主張する人物がパワハラ疑惑を提起したことで論争が巻き起こった。
この人物は、「ソ・イェジにたくさんの暴言を吐かれた。彼女は移動中の車内でも常に喫煙しており、私はタバコのパシリまでさせられた。挙句の果てにはミスをするとタバコの煙を吹きかけられながら叱られ、人間以下のような扱いを受けた」と告白している。
ソ・イェジの疑惑はこれだけではない。
元恋人の俳優キム・ジョンヒョンへのガスライティング(gaslighting、巧妙な言動で相手を洗脳する心理的虐待の一種)疑惑に加え、学生時代の整形疑惑、いじめ疑惑、マドリード・コンプルテンセ大学の学歴詐称疑惑など、あらゆる問題で噴出。一気に“疑惑のデパート”と化してしまった。
数々の疑惑により仕事も霧散し、しばらくは沈黙していたソ・イェジ。だが、騒動の始まりから約1年後の2022年2月、一連の騒動に対して正式に謝罪し、同年6月にドラマ『イブの罠』で復帰したのだった。
『イブの罠』では体を張った“18禁シーン”も敢行したが、やはりイメージの回復はできなかったのか、仕事は続かなかった。2023年末には4年間所属した事務所ゴールドメダリストから専属契約満了に伴い退所。表舞台から完全に姿を消した状態となっていた。
しかし6月25日、芸能事務所のSUBLIME(サブライム)がソ・イェジとの専属契約締結を発表。同社は、『パラサイト 半地下の家族』『殺人の追憶』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『グエムル-漢江の怪物-』などで知られる大物俳優ソン・ガンホも所属する事務所だ。
SUBLIMEは「演技に対する情熱と八色烏の魅力を持ったソ・イェジ俳優とともに、新しいシナジーを起こせるパートナーになれるよう、全面的な支援と努力をする予定」と全面的なサポートを予告している。
とはいえ、事務所に所属したからといって、すぐにかつてのように活動できるわけではないだろう。「信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生」という言葉のように、初心に戻ってコツコツと信頼を積み重ねていかなければならない。しばらくは厳しい日々が続くと思われる。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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