日本国籍を放棄して韓国国籍を選んだ…ルーツは日本だが“韓国人”になったスターたち

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イギリスと日本の二重国籍だったが、日本国籍を放棄してイギリス国籍を選択したタレント、エバ・ポピエル。今年4月には韓国国籍を取得したことを明かし、話題を集めた。

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1981年生まれのエバ・ポピエルは、イギリス人の父と日本人の母のもとに生まれ、イギリスと日本の二重国籍を持っていたが、イギリス国籍を選択した。2005年に韓国へ留学し、2006年には『SUPER JUNIORのフルハウス』を通じてタレントとしてデビュー。
特に、韓国在住の外国人女性が出演する『美女たちのおしゃべり(ミスダ)』を通じて知名度を高めた。

エバ・ポピエル(写真提供=OSEN)


2010年には2歳年下の韓国人男性と結婚し、現在は2人の息子がいる。そんななか、最近になってエバ・ポピエルは帰化を準備していることを明かしていた。今回、無事に帰化に成功し、多くの祝福を受けているわけだ。


日本国籍を放棄して韓国人になった歌手も

彼女のように、日本にルーツを持ちながら韓国国籍に変えた芸能人といえば、歌手のカンナムが有名だ。

1987年3月23日生まれ、日本名は滑川康男で、韓国人の母と日本人の父を持つカンナムは、2011年にアイドルグループ「M.I.B」のメンバーとして韓国デビューした。

流暢な韓国語で人気を博した彼は、2019年10月には元韓国代表のスピードスケート選手イ・サンファと結婚した。2人の結婚式には、イ・サンファの障害のライバルであり、親友でもある日本代表の小平奈緒が韓国語で結婚を祝うメッセージを送り、話題にもなった。

カンナム(左)とイ・サンファ (写真提供=OSEN)

そんなカンナムは2021年10月、自身のYouTubeチャンネルで「カンナムが日本国籍を放棄する」という内容の動画を公開した。
動画でカンナムは「韓国人になるために帰化試験の勉強をしたのだが、あまりにも難しくてパニックだ」とし、予想以上の難易度に慌てた様子を見せた。カンナムは「はたして試験に合格することができるだろうか」と心配が混じった様子だった。

試験当日、カンナムは「実際のところ、体調が悪い。問題よく読んで一生懸命、受けてくる」と試験場に向かった。試験後、「100%落ちそうで自信がない。韓国の人でも難しいだろう」などと話した。そして案の定、不合格となった。

それでも同年12月13日にはインスタグラムを通じて、韓国への帰化試験合格を伝えた。3回も受けてようやく合格したそうだ。

カンナムは2022年7月に放送されたSBSのバラエティ番組『ファンタスティック・ファミリーDNAシンガー』(原題)で、韓国国籍を取得した理由について、「妻が国家代表として国を輝かせた人だから、僕が夫としての道理を守りたかった。そして母親も韓国の人なので、自然に帰化を決心するようになった」と明かした。

韓国で活躍する日本出身の芸能人は、K-POPアイドルをはじめ、藤田小百合や矢野志保など、たくさんいるが、エバ・ポピエルとカンナムのように韓国国籍まで取得する人は稀有な存在といえるだろう。

(記事提供=スポーツソウル日本版)

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