結婚相手に求める条件といえば、一昔前までは「高学歴・高収入・高学歴」のいわゆる「三高」と言われていた。
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これらは時を経て「三平(平凡な容姿・平穏な性格・平均的な収入)」を許容する段階にまで移行し、最近では「4低(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費」へと変わるなど、時代とともに結婚のハードルは下がってきている。
そんななか、お隣・韓国で結婚相手の条件にまつわる興味深いアンケート調査結果が発表された。
韓国文化体育観光部が発表した「2022年韓国人の意識・価値観調査結果報告書」によると、「配偶者選択時に重要なのは何か」という質問に対し、回答者の63.1%が「性格」と答えたのだ。
1996年に始まり、2013年から3年ごとの実施になった同調査は今回が8回目となるのだが、「性格」が1位になるのは始めてのことだという。
また、「性格」を重視するのは男女問わないようだ。男性回答者の64.3%、女性回答者の61.9%が、「性格を最も重視する」と答えていた。
こうした結果に、韓国ネット民の間では「性格が"一番重要”なだけで、“性格だけでいい”というわけではない」「結婚するなら性格も重要だけど、付き合う段階では職業や容姿の方が…」など、「あくまで基本(容姿や財力)が揃ってこそ、性格で判断できる」という意見が多く挙がっていた。
ちなみに、「性格」のほかに重要な条件としては、「職業(将来性)」が13.7%、「財産(経済力)」が10.7%、「家庭環境」が8%と続いていた。
日韓ともに結婚の価値観は変わってきている。昔の価値観のままでは、現代で結婚をすることは難しいのかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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