新型コロナウイルス感染拡大による長い自粛期間も空け、全世界的に旅行者が増加しつつある。
お隣・韓国でも外国人観光客の数は再び伸び始めているのだが、とあるアンケート調査結果が話題となっているのをご存じだろうか。
大韓商工会議所が最近、韓国旅行を終えて帰国する観光客400人を対象に実施したアンケート調査の結果がそれだ。
この調査で作成された「外国人観光客が好む商品群」によると、韓国に遊びに来た外国人観光客の平均ショッピング支出規模は約968ドル(日本円=約13万1500円)と集計された。
また、外国人観光客は主に「衣類及び皮革類」(30.8%)、「化粧品及び香水」(30.0%)、「食料品」(29.3%)などを購入していることが明らかになった。
興味深いのは、国別で観光客の好みがハッキリと分かれたことだ。
特に、中国人観光客は75.8%が「化粧品・香水」、日本人観光客は41.9%が「食料品」、アメリカ人観光客は43.4%は「衣類・皮革類」を好んで購入しているという。
商品を選ぶ基準も国によって違う。
中国人観光客は「有名ブランド」(35.5%)、日本人観光客は「韓国的な商品」(33.8%)、アメリカ人観光客は「品質」(39.6%)を重要な基準と判断していることがわかった。
各国でハッキリと特徴が分かれたアンケート結果なだけあって、韓国国民の間でも話題となっている。
今回の結果を受け、韓国国内では「国ごとに特徴が出ていて面白い」「中国は観光でもブランド目当て」「韓国由来の品を求める日本人が、一番韓国を楽しんでそう」など、さまざま意見が飛び交っていた。
旅行先のショッピングで何を求めるのか。具体的に考えて行動するのも面白そうだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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