2021年に日本で勢いがついたビジネスといえば、「無人店舗」を挙げられる。新型コロナウイルスの感染拡大から、対面接客を避ける人が増加した影響で、人件費の削減にもなり爆発的に増加。最も目立つのが「無人餃子」などだが、他にもコンビニやカフェなど様々な業種が無人化に手を出している。
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一方で無人にすることの弊害も多い。ゴミの不法投棄や深夜の集会などが挙げられるが、なかでも悪質なのが、金銭を払わないことだろう。
無人店舗の増加は、お隣・韓国も同様だ。そして問題点も、そのまま韓国に当てはまる。
最近もオンラインコミュニティに、無人店舗を運営する店主の怒りの投稿がアップされた。
投稿タイトルは「無人店舗に忍び寄る女泥棒を捕まえたい」というもの。店主は「無人店に堂々と入って数十万ウォン(数万円)を盗んでいくあの女を本当に捕まえたい」と話し、「警察に相談しても知らないと言われた」としながら「こんな時期にあんなに良心のない女が本当に人間なのか」と怒りの声を上げた。
投稿には、店内監視カメラの様子もアップされており、そこには堂々と大量のパンや飲み物をレジ袋に入れて持ち去る女の姿が映し出されていた。
店主は「この映像を見た人は、犯人の情報を教えてください」と犯人逮捕へ気炎をあげている。
これを見た韓国ネット民らは「警察に相談しても相手にされないとか、なんのためにいるんだ」「監視カメラの画像まであるのに捜査しないって、マジでこの国の警察は終わってる」など、店主に対して冷淡な対応をとった警察に対して怒りの声を上げる人が多かった。
日本でも昔から無人販売所での窃盗は問題視されているが、根本的な解決は難しい。これも人件費を節約するリスクとして甘受するしかないのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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