大型連休には旅行を楽しみたいという人は多い。それは、お隣・韓国も同様だが、近年は旅行の趣向も変わってきているようだ。
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済州航空が昨年12月に実施したアンケート調査によると、回答者3010人のうち93.3%の2809人が、「2024年に海外旅行計画がある」と回答した。
旅行先としては、複数回答を含め日本が全体5280件のうち28.9%に相当する1526件で最も多く、フィリピンやベトナム、ラオスなど東南アジア地域が1302件(24.6%)と続いた。
また、2023年に飛行機で旅行に行ってきたと回答した2013人が最も多く訪れた地域は日本(38.4%)で、次点が東南アジア(28.2%)と、2024年と同様の結果であることがわかった。
アンケートの結果を踏まえて、済州航空は2024年の旅行トレンドを「SOFT」と定めた。
このワードは「短い期間に近場で自由に旅行をする」という意味で、「短い移動距離(Short)」「頻繁な旅行(Often)」「いつでも自由に(Free)」「旅行に行くきっかけ(Trigger)」の頭文字を組み合わせたものだ。
つまり、わざわざ高いお金を払って遠出をするより、「ちょっと日本に遊びに行こう」くらいの感覚が流行っているということだ。
こうした結果に、韓国国内では「反日扇動する声の大きい馬鹿もいるけど、親日家も実は多い」「日本で寿司が食べたい」「反日運動する奴は日本に行かないでいいし、寿司も食べるな」「日本を批判しながら、日本留学や旅行を楽しむ二面性ある奴が嫌い」など、多くの意見が挙がっていた。
日本と韓国。いつの日か「近くて遠い国」ではなく、「近くて近い国」と呼ばれる日は来るのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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