3月と言えば卒業シーズンだ。
大学生・高校生たちにとっては、新社会人として世間と向き合う時期だ。そんななか、お隣・韓国の就職事情が大きな話題となっている。
求人サイトの「アルバ天国」は2月、大学卒業予定者506人を対象に「卒業後の計画」を調査した。その結果、就職よりもアルバイト勤務が多かったことがわかった。
なんと、回答者の23.5%が、卒業後も既存のアルバイトを続ける」「新しいアルバイトを始める」と答えたのだ。つまり、約4人に1人が就職よりもアルバイト生活に突入するということだ。
また、「別の勉強をする」「資格取得など就職準備に専念する」という回答は20.2%となり、「正社員への就職活動をする」という回答は16.2%にすぎなかった。そのほか、「正社員・転換型インターンなどへの就業成功」と答えた割合は、わずか14.0%に過ぎなかった。
卒業後にアルバイトを選ぶ理由としては、「生活費・お金の準備」が46.2%、「就職準備費用の準備」(37.0%)となり、卒業後の生活や就職準備など、各種費用の負担が大きいことが判明している(複数回答可)。
この結果を受け、韓国ネット民の間では「現状の生活だけを目指すなら未来はない」「複数のアルバイトをこなしても、生活は厳しい」「大学まで出たのに……」など、多くの意見があがった。
大学卒業して就職を目指すという、これまでの一般的な進路が変わりつつあるのかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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