韓国の2大名節の1つである「秋夕(チュソク)」。2024年は9月17日が秋夕当日であり、土日を含めて9月14日から18日まで5連休となる。
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旧暦8月15日に先祖の霊を祀る秋夕は、1年の間で最も重要な祝日であり、地方の実家に戻るひとも多く、一時は都会から人がいなくなることから、民族大移動と揶揄されることもあった。
そんな秋夕だが、すべての国民が受け入れているわけではない。
9月4日、総合教育企業エデュウィルが20~40代の成人男女625人を対象に実施したアンケート調査によると、回答者の64.2%は秋夕連休が待たれると答えたが、35.8%は「秋夕がむしろストレス」と答えた。
その原因としては、「家族や親類との顔合わせや過度の干渉」がもっとも多く、「秋夕の準備やゲストの接待」「帰省渋滞」などが上がった。
こうした結果に、韓国内では「秋夕文化はそろそろやめてもいいのではないか」「親族の集まりが本当に面倒くさい」「わざわざ集まる必要もないようね」など、否定的な意見も多くあがった。
人との交流が減っている昨今、伝統的な行事ももはや若者にはストレスにしかならないようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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